海上保安官になる方法

『海猿』の原作は、人気マンガ

 

『海猿』は、作者佐藤秀峰、原案・取材子守陽一の人気マンガ作品です。これを原作として映画やテレビドラマが製作され、海に命を賭ける海猿=海上保安官潜水士という職業が日本中に初めて知られることになったといえるでしょう。

 

内容は海上保安官である仙崎大輔を主人公として、海難事故救助を中心とした海上保安官の活躍や友情、男の使命感を描いた物語。

 

マンガに描かれた事件や事故のなかには、実際に起こったケースを題材にしているものもあり、リアリティと説得力をもったフィクション&ノンフィクションのミクスチャーストーリーとなっています。

 

海上保安官のなかでも潜水士を指して”海猿”と呼ぶのは、あくまでも原作者の造語ですが、海中を猿のように敏捷、自由自在に駆けめぐる潜水士のイメージにぴったり。さすが人気マンガ家のネーミングですね。

主人公の仙崎大輔を中心にやんちゃな若手潜水士が先輩たちから“海猿“とあだ名されるという設定になっていますが、実際には海上保安官のあいだでこの名称がつかわれることはありません。

しかしマンガ、映画、テレビドラマの大ヒットで、いまではマスコミでも海上保安官潜水士を“海猿“と呼ぶようになっています。ナイナイの岡村隆史が映画出演したことでも、いっそう“猿“のイメージが定着!?

 


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