海上保安官になる方法

海上保安学校の内容は、どうちがう?

さて海上保安学校ですが、こちらの学生採用試験試験は2種類あります。

  1. 海上保安学校学生採用試験(特別・船舶運航システム課程のみ)
  2. 海上保安学校学生採用試験

試験内容は海上保安大学校とほぼ同じですが、学科試験が課程によって多少ちがっています。
船舶運航システム課程は教養試験と作文試験のみ。
情報システム課程では、これらに数学1~2、数学A~B、英語1~2が加わり、航空課程・海洋学科課程ではさらに物理1が。

第二次試験では各課程とも面接試験があり、身体検査は船舶運航と情報システム、海洋がおもに胸部疾患、血圧、尿そのほかの一般内科検査ですが、航空だけは微に入り細にうがった内容。
  • 一般的な検査のほかに呼吸器系や循環器系から眼、耳鼻、口腔、歯牙にいたるまで全身徹底的にチェックされるのです。身体測定や体力検査は海上保安大学校とほぼ同様ですが、海洋学科だけは身体測定が視力・色覚・聴力の測定のみ、体力検査も鉄棒両手ぶら下がりのみとなっています。
  • さらに航空課程には第3次試験があり、内容は個別面接、適性検査と、精神および神経系検査。

海上保安官になるためには数多くの高きハードルがあるのも、その責任の重さからでしょう。目ざすなら、マジで挑戦してください。

 


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